はじめに
「プログラミングを学びたいけど、何から手をつければいいかわからない…」
「PythonやJavaScriptって聞くけど、自分はどれを選べばいいの?」
そんな悩みを抱えていませんか? プログラミング学習で一番最初につまずきやすいのが、この「言語選び」です。
この記事では、数多くのプログラミング言語の中から、初心者のあなたが自分にピッタリの言語を見つけるための「たった一つの重要な基準」を、初心者向けにわかりやすく解説します。
この記事を読めば、あなたの「プログラミング学習の第一歩」が明確になります。
挫折しない一番の秘訣は「目的」で選ぶこと
初心者が言語を選ぶとき、「人気ランキング1位だから」「求人が多そうだから」といった理由で選びがちです。しかし、それが挫折の大きな原因になります。
なぜなら、目的がない学習はモチベーションが続かないからです。
「この言語を学んで、最終的に何を作りたいのか?」
これを最初に決めることが、プログラミング学習を成功させる最大の鍵です。
「Webサイトを作りたい」という目的なら、Webサイト制作に必要な言語(HTML/CSS, JavaScript)を学ぶのが一番の近道。
「AIを作ってみたい」なら、AI開発に強いPythonを学ぶのが正解です。
まずは「作りたいもの」を具体的にイメージしてみましょう。
【目的別】あなたに最適!おすすめプログラミング言語ガイド
あなたの「やりたいこと」に合わせて、最初の一歩としておすすめの言語を表にまとめました。
| あなたの「作りたいもの」「やりたいこと」 | おすすめの言語 | 次のステップ(例) |
|---|---|---|
| Webサイトを作りたい / 動きをつけたい | HTML/CSS + JavaScript | React, Vue(Web制作を効率化する技術) |
| 業務自動化 / データ処理 / AI入門 | Python | Pandas, NumPy(データ分析ライブラリ) |
| スマホアプリ (iPhone / Android) | Swift (iOS) / Kotlin (Android) | アプリストアでの公開 |
| ゲームを作りたい | C#(Unityという開発環境) | 2Dゲーム → 3Dゲーム制作 |
| WordPressのカスタマイズ / Webの裏側 | PHP / JavaScript | Laravel, Node.js(サーバー側の技術) |
各言語のカンタンな紹介
上記の表に出てきた言語を、もう少し詳しく解説します。
- HTML/CSS (難易度:★☆☆☆☆)
- Webページの「骨組み(HTML)」と「デザイン(CSS)」を担当する言語。Web制作の基本中の基本です。
- JavaScript (難易度:★★☆☆☆)
- Webページに「動き」をつける言語です。「ボタンをクリックしたら画像が変わる」といった処理に使われます。
- Python (難易度:★★☆☆☆)
- 文法がシンプルで読みやすく、初心者にもっとも優しい言語の一つです。業務自動化、データ分析、AI開発など、今もっとも注目されている分野で活躍します。
- PHP (難易度:★★★☆☆)
- WordPressの構築に使われている言語です。Webサービスの裏側(サーバーサイド)に興味がある人におすすめです。
- Swift / Kotlin (難易度:★★★☆☆)
- それぞれiPhone (iOS) と Androidのアプリ開発に使われる言語です。
- C# (シーシャープ) (難易度:★★★★☆)
- ゲーム開発エンジン「Unity」で使われる言語です。本格的なゲーム開発に挑戦したい人向けです。
もし目的がハッキリしないなら? この2択がおすすめ
「特に作りたいものはないけど、プログラミングに触れてみたい」
そんな方には、以下の2つのどちらかを強くおすすめします。
- Python
- JavaScript
理由は以下の3つです。
- 学びやすい: 文法が比較的シンプルで、つまずきにくい。
- すぐに試せる: PythonはPCに導入するのが簡単。JavaScriptはブラウザ(今あなたが見ているChromeやSafari)さえあればすぐに動かせます。
- 資料が豊富: 人気の言語なので、日本語の学習サイトや本、解説動画が非常に多いです。
このどちらかを学んでおけば、「やっぱりWebサイトが作りたい」「AIに挑戦したい」となった時にもスムーズに移行できます。
【参考】主要言語の比較表
それぞれの言語の特徴を、もう少し詳しく比較してみましょう。
| 言語 | 学習難易度 | 主な用途・できること | 教材/コミュニティ | 将来性/需要 |
|---|---|---|---|---|
| Python | やさしい (★★☆☆☆) | 自動化、データ分析、AI、Web開発 | ◎ (日本語豊富) | ◎ (AI/分析領域) |
| JavaScript | やさしい〜普通 (★★★☆☆) | Web全B般、サーバー側(Node.js) | ◎ (最新情報も多い) | ◎ (Web全般で必須) |
| HTML/CSS | やさしい (★☆☆☆☆) | Webページ制作、デザイン | ◎ | ◎ (常に需要) |
| PHP | 普通 (★★★☆☆) | WordPress、サーバーサイドWeb開発 | ○ | ○ (実務案件多め) |
| Java | やや難 (★★★★☆) | 大規模Web、業務システム、Androidアプリ | ○ | ◎ (企業需要安定) |
| C# | 普通〜やや難 (★★★★☆) | ゲーム(Unity)、Windows業務アプリ | ○ | ○〜◎ (Unity強) |
言語を決めたら?具体的な学習ロードマップはこちら
どの言語を学ぶか決まったら、次はいよいよ学習のスタートです。
ただし、がむしゃらに進めると挫折の原因にもなりかねません。プログラミング学習で挫折しないための具体的なステップや、成功の秘訣については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひこちらも合わせてご覧ください。
あわせて読みたい:プログラミング初心者が挫折しないための学習ロードマップ徹底解説
プログラミング初心者あるあるQ&A
最後に、初心者の皆さんが抱きがちな疑問にお答えします。
Q. ハイスペックなPCは必要?
A. 学習段階なら不要です。
目安として「Core i5以上 / メモリ16GB / SSD 256GB以上」のPCがあれば快適ですが、最初は今お持ちのPCで十分です。ゲーム開発やAI開発の本格的な段階に進むときに、買い替えを検討すればOKです。
Q. 数学が苦手だけど大丈夫?
A. ほとんどの場合、不要です。
Webサイト制作や簡単な自動化ツールを作る上で、難しい数学の知識は必要ありません。
AIや高度なデータ分析、ゲームの3D処理といった特定の分野に進む段階で必要になりますが、その時に学び直せば十分間に合います。
Q. プログラミングスクールに通うべき?
A. 目的によります。
- メリット: 現役エンジニアに直接質問できる、学習ロードマップが用意されている、モチベーションを維持しやすい。
- デメリット: 費用がかかる。
まずはProgateやUdemy(ユーデミー)などのオンライン教材で独学を試してみて、「一人では難しい」「もっと効率よく学びたい」と感じたら、スクールを検討するのが良いでしょう。
まとめ:まずは「目的」を決めて、小さな一歩を踏み出そう
プログラミング学習の第一歩は「言語選び」です。
- 最重要: 「何を作りたいか」という目的で言語を選ぶ。
- 迷ったら: PythonかJavaScriptから始める。
- 学習ステップ: 具体的なロードマップ(別記事参照)に沿って学習を進める。
この記事が、あなたのプログラミング学習の素晴らしいスタートになることを願っています。まずは「自分は何を作ってみたいか」をワクワクしながら想像することから始めてみてください!


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